製品詳細
レーザー式表面粗さ測定法を利用して、検査対象物の表面欠陥を検出し、それら欠陥の幾何寸法を正確に測定することができます。この測定法は非接触方法で、光学機器と検査対象との距離は数十センチにすることが可能です。特に、表面欠陥の有無を確認し溶接継手の自動品質管理を行うために適用されます。
測定法の原理
レーザー式表面粗さ測定法は、検査対象物の表面によって変形されたレーザービームの画像処理に基づいています。プロフィールの高さを測定する簡単な一例は図に示します。細いレーザービーム(1)は、回折モジュール(2)を貫通し、レーザ平面(3)に変わります。レーザー平面と検査対象物の表面(5)の断面は検査対象物のプロフィールとなり、カメラ(6)で記録されます。撮像素子(8)におけるプロフィールの画像(7)は信号プロセッサー(4)に入り、画像処理や物体の絶対寸法の測定が行われます。
レーザー式表面粗さ測定法の主要なメリット:
- T非接触方法で、光学機器と検査対象との距離は数十センチにすることが可能
- 検査能力が高い
- 解像度が高い
- 欠陥の寸法測定の正確さが高い