製品詳細
PE4332パルス反射式渦電流探傷器は、絶縁体を剥ぎ取らずに絶縁下に金属腐食を検出する機器です。絶縁体付きのパイプライン、絶縁付きの垂直・水平タンク、石油プラットフォームの脚と液化天然ガスタンクの支柱、船体、厚い塗装やエポキシ樹脂コーティングが施された物体を検査するために適用されます。表面の前処理や、絶縁体の取り外しと回復が不要です。絶縁体とは、ロックウール、ポリウレタン、プラスチック、塗料、空気と言います。絶縁ケースの材料は亜鉛めっき施されたスチール又はアルミニウムです。
探傷器の使い方:
PE4332の適用領域:
運転中の断熱パイプラインを含む断熱されたパイプライン
断熱タンク
油田支柱
LNGタンクの支柱
厚いペイントやエポキシコーティングの船体
PE4332探傷器は、プローブ下の金属の平均肉厚を測定します。金属表面の外部・内部にある全面腐食と孔食を検出することができます。絶縁体厚さの変化によって測定データを修正するアルゴリズムが使われています。すなわち、絶縁体のたわみなどによる絶縁体厚さの変化が探傷器の測定に与える影響は小さいです。
探傷器は耐衝撃性、防水ケースに入っています。硬質ガラスで保護されている明るくて大きなディスプレイ、着脱式バッテリーがあります。携帯用のショルダーベルトも付いています。
PE4332の仕様
スチールの測定可な能厚さ範囲(プローブによって異なる) | 0..60 mm |
平均肉厚の測定誤差 | 10% |
絶縁被覆の肉厚範囲(プローブによって異なる) | 0..300 mm |
検査される管体の最小直径 | 50 mm |
検査対象物の金属温度 | -100°…+600°С |
センサーが接している所におけるカバーの表面温度 | -20°…+60°С |
作業環境の気温範囲 | -20…+50°C |
1充電あたりの連続運転時間 | 8時間 |
ケーブル長 | 1.5 m, 5.5 m |
寸法 | 246 x 315 x 80 mm |
重量 | 4.9 kg |