EM2020
組み込み検査モジュール



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製品詳細

オクタンタ社は、お客様の技術要求に合わせて非破壊検査システム・機器を開発し、製造します。電磁超音波検査法(非接触の超音波励起)、渦電流探傷検査法、磁気探傷検査法といった現存の非接触非破壊検査法を適用します。


EM2020は、探触子とソフトウェア付きの組み込み電磁超音波検査モジュールであり、スチール板材、鋼管、アルミニウムなどの金属製品の厚さ測定及び探傷検査を実施するためのシステムです。
電磁超音波探触子としては、超音波を真っ直ぐに発信する探触子、超音波を斜めに発信する探触子、表面上のレイリー波を発信、受信する探触子、弾頭波を発信する探触子、正常超音波(ラム波)を発信、受信する探触子が選択できます。
コンピュータとモジュールの接続用インターフェースとしてUSB、RS422/RS485、CAN、Ethernet、WiFi、RF433MHz/866MHz、GSMが利用されます。ソフトウェアは、当社の標準ソフトウェア又は発注者の技術要求に合わせて開発されたWindows、Android OSなどの専用ソフトウェアが使えます。このソフトウェアは、Aスキャン、BスキャンとCスキャンのデータを表示し(BスキャンとCスキャンのためにプローブの位置に関する情報が必要)、ストロブを利用することを可能にします。また、エコー信号の正確な位置確定用の整合フィルター、信号/ノイズの比率向上用のコヒーレント積分などのデジタルフィルター及び、様々な不良品選別メカニズムが活用されています。

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EM2020厚さ計の仕様

測定される肉厚範囲 0 mm-100 mm
肉厚測定誤差 0,04 mm
スチール製検査対象物のにおける横波の送信角度の範囲 0..4, 25..40
横波の可能な種類 垂直偏波、水平偏波、円偏波
励起される超音波の種類 スチールの場合:SH波、SV波、レイリー波、ラム波
非磁性金属の場合:L波、SH波、SV波、レイリー波、ラム波
非磁性金属物体における横波の励起角度範囲 0..4, 25..45
非磁性金属物体における縦波の励起角度範囲 0..4
周波数範囲 100 kHz…10 MHz
消費電力 3~40 Wt
検出パルスのデューティ比によって異なる
最大秒間測定回数 50
電圧 発注者の要求による
作業気温範囲 -20…+50
寸法 170 x 100 x 40 mm,
発注者の要求によって変更できる