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製品詳細
EM1401 UT電磁超音波探触子付き厚さ計は、鋼管、板材、棒など、スチール、アルミニウムなどの製品の厚さを測定する機器です。電磁超音波探触子付きの場合は、プローブと金属物体との間の作業隙間は6 mmまで可能です。作業隙間とは、汚れ、錆層、塩類堆積など誘電体(塗装、エナメル、プラスチックなど)を言います。また、従来の圧電変換器の接続も可能です。磁性金属と非磁器製金属における被覆の暑さの測定が可能です。
750°Cまで加熱した物体の厚さ測定が可能なEMT14014T高温センサーが接続可能です。金属内の音速の温度による変化を考慮に受ける特殊測定メカニズムが適用されています。
2つの自立測定チャンネルの使用によって検査の確実性が向上します。金属物体の表面における堆積物の厚さが電磁超音波探触子による測定を阻害し、表面の研磨処理が必要される場合には圧電変換器を使用したほうがいいでしょう。
EM1401 UTには、耐衝撃性ガラスで保護されているカラーディスプレイがあります。当社製の全ての電磁超音波探触子付き厚さ計と同様に、EM1401 UTは、金属材料の異方性、複数の反射物、外部障害といった阻害要因があっても自動モードで正確な厚さ測定を可能にする特殊データ処理アルゴリズムを使います。自動測定モードの他に、第1エコー信号による測定及び、いずれの2つのエコー信号の差による測定を手動モードで行えます。手動モードは腐食率が高い時に使ったほうがいいでしょう。
EM1401 UT電磁超音波探触子付き厚さ計を使って、Aスキャンを分析し、Bスキャンを可視化し(表示ざれる画像が3種類)、Cスキャンにおいてデータを行列形式で保存することができます。必要に応じてストロブを利用して、厚さ測定モード、信号の処理パラメーターなどを選択することができます。
作業環境温度範囲 | -20…+50 °С |
1充電あたりの連続運転時間 | 7時間 |
音速調整範囲 | 1000…20000 m/s (最小単位:1 m/s) |
最大秒間測定回数 | 16回 |
寸法 | 232 x 135 x 44 mm |
電磁超音波探触子の場合 | |
スチールの測定可能な厚さ範囲 | 2 mm-80 mm |
スチールの測定可能な厚さ範囲(隙間なし) | 2 mm-200 mm |
厚さ測定誤差 2..25 mm | 0.08 mm |
厚さ測定誤差 25..200 mm | 0.1 mm |
EMT14012探触子を使う時プローブと検査対象物との間の許容隙間 | 4 mm以下 |
EMT14013探触子を使う時プローブと検査対象物との間の許容隙間 | 6 mm以下 |
検査対象物の表面の法線に対するプローブの許容歪度 | ±25° |
検査対象物の表面曲率の最小許容半径 | ≥10 mm |
機器の作業周波数 | 4 MHz |
検査対象物の表面温度範囲 | -20…+80 °C
(EMT14014Т探触子の場合は-20 …+750 °C) |
圧電変換器の場合 | |
スチールの測定可能な厚さ範囲 | 0.5 mm-300 mm |
厚さ測定誤差 0.5-25 mm | 0.08 mm |
厚さ測定誤差 25-300 mm | 0.1 mm |
検査対象物の表面曲率の最小許容半径 | 25 mm |
機器の作業周波数 | 5 MHz, 10 MHz |
検査対象物の表面温度範囲 | -10…+60 °C |